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古都ルアンパバーン(その1)王宮と寺院 ―ラオスの旅(1) [ちょっとこだわる:民俗・文化・紀行・時事など]

ちょうど1年前ほど前に訪れたラオス。
まずは、前回記事「大石灰岩地帯をゆく!」の洞窟探訪の出発点、「ルアンパバーン」から。

ルアンパバーンは、ラオス北部、メコン川沿いの古都で、14世紀半ばに誕生したラーンサーン王国の都。1975年のパテト・ラオ共産革命までは王宮が置かれた首都だった。

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中心部に位置するフランス植民地時代に建てられた旧王宮は、現在は「国立博物館」になっている。
入口部の3頭のゾウの文様は、王家の象徴だ。

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王様の葬儀に使用された霊柩車は黄金の龍。(内部は撮影禁止だが、これは外部展示)

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王宮博物館と同じ敷地には、70年もの歳月をかけて完成した寺院「ワット・マイ」もある。
5層の屋根と、本堂扉の釈迦逸話などを題材にした黄金のレリーフは見事だ。

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敷地入口部にも黄金の建物。これは、パバーン像安置祠だ。

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ルアンパバーンを代表する寺院といえば、何といっても「ワット・シェントーン」だ。
町の中心部から1キロほど北のメコン川沿いに、1560年にセーターテイラート王によって建立された。

3層屋根のルアンパバーン様式の本堂は、ラオスで最も美しい寺院といわれている。

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本堂背面の壁には、かつてこの地に聳えていた大木をモチーフにした仏教説話のモザイク画「マイ・トーン(黄金の木)」が描かれている。

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シーサワンウォン王の葬儀(1960年)で使用された霊柩車が納められている霊柩車庫も。
国立博物館の霊柩車と同じく黄金の龍を型取っている。

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他の建物では、修行中の小僧さんたちが、外壁の掃除をしていた。
どこでも新人は大変だ。

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次回は、世界遺産ルアンパバーンの町並みや托鉢など。

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