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祈る姿、食べるもの 庶民の生活などアラカルト ―ラオスの旅(5) [ちょっとこだわる:民俗・文化・紀行・時事など]

仏教国ラオスでは、王様だけではなく、庶民が寺院で祈る姿を多数目にする。
托鉢僧への寄進なども、その一つだ(「古都ルアンパバーン(その2)托鉢とマーケット ―ラオスの旅(2)」参照)。

ビエンチャンで庶民の信仰を集めている「ワット・シームアン」もそんな寺だ。
ビエンチャンでも最も美しい寺の一つとも言われる。

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門前には、参拝者が利用するトゥクトゥクや屋台が並んでいる。

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ワット・シームアンにはシーという女性にまつわる伝説があり、願をかけて熱心にお祈りする人にも女性が多い。女性は伝統的な横座り。

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僧侶から白い糸を手首に巻き付けてもらい祈願するバーシーの儀式も人気だ。

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町中の樹木の花も美しい。

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サクラのような花が咲いているのは、「ナンプ広場」。

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ラオス国営航空のシンボルマークも、国花チャンパー、日本ではプルメリアとして知られる甘い香りの美しい花だ。

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ラオスでは、昔ながらの染色糸を使用して肩掛けなどの手織りの布が作られている。

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庶民の台所は、何といっても市場だ。
露天も多いが、町中には大規模な市場もある。

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トロピカルフルーツから野菜、メコン川の淡水魚、香辛料だか薬草だか、なかには鳥やカエルまで。

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ラオスの食材での料理の一皿がこれ。
淡水魚にタケノコ、それとカイ・ペーンという川海苔、やや厚みのある海苔で、表面には白ゴマがまぶしてある。

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それと、食事に欠かせないのは、カオニャオというもち米(竹籠に入っている)とビア・ラーオ!?

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市場には、東南アジアでよく見かける金アクセサリー店も。
資産は金に代えて肌身離さず、つまり金本位制?という時代の名残か。

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サンダルなど履物の展示方法もずいぶん違う。
一足一足、マネキンの足首に履かせて展示しあるが、何と壮観、かつ不気味なこと!!

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最後に、日本とラオスの友好橋「パクセー橋」。

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南部の最大都市パクセーのメコン川にかかる1380メートルの橋で、日本の無償資金協力で建設され、通勤や物資輸送に重宝されている。

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橋の欄干(親柱)には、日本の協力を示す説明板が取り付けられ、紙幣の絵柄にもなっている。

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【本ブログ内関連記事】

古都ルアンパバーン(その1)王宮と寺院 ―ラオスの旅(1)

古都ルアンパバーン(その2)托鉢とマーケット ―ラオスの旅(2)

世界遺産ワット・プー ―ラオスの旅(3)

ビエンチャン 黄金の仏塔と凱旋門 ―ラオスの旅(4)

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