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ギアナ高地と記録映画番組 [ちょっとこだわる:民俗・文化・紀行・時事など]

 今日の新聞テレビ版を見ていたら、NHKの「ワンダー×ワンダー」という番組で「ギアナ高地」を取り上げるという。ギアナ高地については、ブログ記事「国立公園 人と自然(番外編2) カナイマ国立公園(ベネズエラ) -テーブルマウンテンが林立する『失われた世界』」でも取り上げた。

 割合最近(3月7日・14日)のTBS「THE世界遺産」でも「カナイマ国立公園」が2週に渡って取り上げられていた。この番組は見なかったが、ロライマ山をはじめとするテーブルマウンテン、世界一の落差を誇るアンヘルの滝、これらの隔絶した世界で独自の進化を遂げた生物たちが紹介されたようだ。ひょっとして恐竜の生き残りもいるかもしれないというロマンを掻き立てられるのは、「失われた世界」の作者コナン・ドイルだけではないだろう。今晩のNKH番組が楽しみだ。

 s-カナイマNP2.jpg自然派を自認する私は、よくこの手の番組を見る。NHKで現在定期的に放映されている番組であれば、例えば「ダーウィンが来た!」「地球ドラマチック」「サイエンスZERO」などがある。子供のころのテレビ初期の時代には、今のような科学技術を駆使した繊細な科学番組は少なかったが、丹念に取材された秘境といわれる地域の映像などには目を見張った。日本テレビでプロレス中継と隔週で放送されていた「ディズニーランド」の「冒険の国」などでは、当時はまだ「土人」と呼ばれていたアフリカやアマゾン、ニューギニアなどの人々の生活や猛獣などをこの目で見ることができて心躍らせた。首狩り族などというのには、子供心に戦慄も覚えた。ほかにも、確かデニス夫妻という夫婦が野生のライオンなどを間近で観察する動物記録番組など、多くの記録映画番組があった。日本の番組でも牛尾純一プロデューサーの海外記録ものは好きだった。まだまだ、世界は遠く、未知と憧れの地であった時代のことだ。

 子供のテレビ漬けが問題になるが(最近ではテレビ離れして、むしろコンピュータゲームが問題かもしれないが)、テレビ第一世代?の私は、むしろこれらの番組によって育てられ、現在があるのかもしれない。一時は、動物記録カメラマンになろうとしたほどだ。テレビも見方さえ間違わなければ、まんざらでもない。しかし、大画面のハイビジョン映像に病みつきになって、かぶり付いて離れなくなりそうな自分が怖い。地デジ対応はまだしていないが、はたしてどうしたものか。

 (写真)ギアナ高地テーブルマウンテン(カナイマ国立公園にて)

 (関連ブログ記事)「国立公園 人と自然(番外編2) カナイマ国立公園(ベネズエラ) -テーブルマウンテンが林立する『失われた世界』」、 「国立公園 人と自然(番外編3) クルーガー国立公園(南アフリカ共和国) -サファリの王国と地域社会」、 「アバター  先住民社会と保護地域
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mimimomo

こんにちは^^
昔のテレビ番組は、見る価値のあるものが多かったです。
今は多人数でくだらないことをしゃべって、本人たちが楽しんでいるだけ。
by mimimomo (2014-07-24 11:31) 

staka

mimimomoさん、本当にそうですね!!
私のように、テレビ番組が多少でも人生に影響を与えることって、最近のテレビ番組でもあるのでしょうかね。
by staka (2014-07-27 00:22) 

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