海辺のお散歩と夏の海浜植物

　もうすぐ彼岸というのに真夏日が続く。『暑さ寒さは彼岸まで』というのは、もはや死語となりそうな気配の気候だ。

　日本の猛暑の夏から逃げ出したわけではないが、今年の夏休みのほとんどをインドネシアでの調査研究で過ごした。“熱帯夜”などというが、本場の熱帯夜は、意外と過ごしやすい。

　そんなわけで、日本の夏の山や海からはご無沙汰してしまった。ただ、家の近くの海浜には、健康管理と気分転換を兼ねて散歩に出かける。仕事柄、朝から一日中パソコンに向かう会う日も少なくない。

　そのような生活の中でできるだけ散歩をしようと心がける。しかし、日中は暑い、気が付くと夜になってしまっている、などの理由（口実）で、実際にはなかなか散歩にも出かけないが。

　日常の散歩では、カメラを持参することは少ないが、花が咲いていたりすると携帯電話のカメラで記録することにしている。

　まだ暑さは続くが、自然は確実に時を刻み、姿を変えていく。夏に出会った花々もすっかり姿を消した海浜では、虫の声がボリュームを上げてきた。

　家の周囲にはすっかり緑地がなくなり海“しか”ないと嘆いていた家人だが、海浜植物と刻々と変化する海原の景色を楽しむことを知ってから、海があってよかったと妙に納得している。津波は御免だが。

　
　（写真右上）　ハマヒルガオ
　（写真左上）　ハマヒルガオ（群落）
　（写真右中）　ハマボウ
　（写真左下）　コウボウムギ
　（写真右下）　ハマユウ

（関連ブログ記事）
　「インドネシアでヤギを喰らう」
　「街の緑陰」

タグ：自然 余暇

コメント 3

こんにちは＾＾
素敵な浜辺の植物が咲いているのですね。
コウボウムギは初めて見ます。
ハマユウはこの辺りでは見かけません。随分以前葛西臨海公園で見ましたが・・・
この辺りはインドハマユウだけです（－－；
by mimimomo (2012-09-17 17:53) 

よくみますがコウボウムギという名前は知れいませんでした。ありがとうございます。
by JUNKO (2012-09-17 18:54) 

minomonoさん、JUNKOさん
ブログ設定に不慣れで、コメントに気付くのが遅くなりました。
もうすぐ冬を迎えますが、テリハノイバラという小さな白いバラが咲いていますよ。
by staka (2012-11-20 09:28)