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メルヘン影絵 藤城清治美術館 [日記・雑感]

影絵作家として有名な藤城清治の美術館を訪れるため、2週間ほど前に那須に行ってきた。
そのメルヘンな影絵に直に接してみたいと思ったからだ。

藤城さんは95歳の現在でも作家活動を続けている。
その生涯の作品の常設美術館が、那須高原にある「藤城清治美術館」だ。

森の中にたたずむ美術館の入口玄関では、彼が愛してやまない猫が出迎える。
愛猫の名は「ラビ」

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館内作品は撮影禁止のため、購入したポストカードから。
ほとんどの作品に登場するラビちゃんは、三毛猫。

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私も愛猫とこんな感じで接することがままある。
というか、こんな風にしてみたい、という願望かな。
わが家の猫は、雑種の白いオスだけれどもね。

カエルの「ケロヨン」の作者でもあり、やはり作品にはケロヨンも頻繁に登場する。

ラビちゃんやケロヨンと共に作品に頻繁に登場するのが、小人たちだ。

多くのネコや小人と、森の生きものたち、パンダやペンギンまでもがあふれんばかりの作品がこちら。
これも、「生きるよろこび」と題した大判ポストカードから。

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まるで、生物多様性を表すポスターのようだ。

これらの作品は、カミソリで切り刻んだカラーセロハンを重ね合わせて作るそうだ。

とても細かい、根気のいる作業だと思うが、出来上がったものはメルヘンにあふれている。

ブログでは写真アップできないが、美術館最奥の「魔法の森に燃える再生の炎」と題した影絵作品は、水面と鏡に縁どられていて、横の鏡(左右で合わせ鏡)を覗き込むと奥まで無限の世界が広がり、夢のような世界に引き込まれる。

敷地内には、美術館本館のほか、ミュージアムショップ、カフェ、さらにはステンドグラスが美しい教会がある。

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ここでもネコがお出迎えだ。


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